№10 前世療法について

前世とは、今のあなたが生まれる前の人生を言います。

 私達は何度も何度も生まれ変り「輪廻転生」しています。

呼び名として

 

一つ前の生まれ変り = 前世

全部ひっくるめたもの = 過去世  

 

と言うようですが

前世のほうが名前が一般的で解かりやすいので

当サロンでも「前世療法」としてメニューに載せています。

 

日本人は、昔からの宗教観やスピリチュアルブームなどから

生まれ変りや、輪廻転生、前世に対しては

たとえ信じていなくても、あまり抵抗がないように思われます。

 

セッション中にも前世を感じる方は多くいらっしゃいます。

信じていても、いなくても 

 

10年前のトラウマを解決したいとの相談でいらっしゃった方が

ありありと感じたのは、過去世での前線の指揮官の記憶だったり・・

(仲間を守る責任感に気づき、トラウマから解放されていました)

 

インナーチャイルドに戻り、父親への許せない感情を癒したいとの相談では

時代も、国も、性別も違う幸せな過去世をいくつか辿ったり・・・。

(幸せとは何か、を知る必要があったようです)

 

 

潜在意識に入ると、今知る必要のある場所に

勝手にたどり着いてしまうのです。

 

その場面が、癒しを得る最善の場所であるなら

本当かウソかは、どうでもいいことです。

 

それよりも過去世で出来事から、その経験や感情が、

今どう影響を及ぼしているのかを体感で知り

 

自分なりに答えを出して、

今の人生に生かすことが重要です。

 

ただ、「前世、江戸時代の町娘だったんだって~」

 

から、なぜ今知る必要があったのか。

その経験は何を知らせようとしているのか。

そして、今の人生にどう生かしていくか・・まで深く受け止めた時

 

過去世の人生が生かされて、

おのずと苦難や死に対しての捉え方が変わり、人間性に厚みが出てきます。

それが前世療法の効果の一つのようです。

 

実は私もイメージが見えない(視覚タイプではない)ですし

あまり前世を特別視していない(信じてない事はないのだけど)ので

「本当かな~」ってよく話しています。

 

ですが、人生を生きぬいた過去世から、

生まれ変った意味を受け止めて

一緒に歩んでいる感覚はきちんと持っています。

 

それは、叡智ある存在に見守られながら

安心して自分の人生を切り開いているという感覚でもあります。

 

 

 

フランクルの言葉です。

 

「人間とは、人生から問いかけられている存在だ」

私たち人間がなすべきことは、人生の様々な状況に直面しながら、その都度、

「人生から問われていること」に全力で応えていくことである

 

 

まとめ

  前世を信じていなくても、その人生を受け止めた時に癒しをもたらす

 

 

 

もちょっと、輪廻転生や魂のこととか書いていきますね