2013年

6月

20日

№20 亡くなった方との対話

セッション中、亡くなった方が出てくる事があります。

今世でのご縁のある方、身内など。

 

はじめから会いに行く目的で進めるというより

セッションの途中終盤で突如感じ始めたり
出て来てもらったり、って感じかしら。

 

 


Aさん(女性)は、
失恋から中々立ち直れずにいらしたのですが、

 

小さい時、大好きなおばあちゃんと時代劇を見ていたことを思い出しました。

でも思春期になると、おばあちゃんの痴呆は進行し、
変わり果てた姿に汚いとも恥ずかしいとも感じてしまって
心の距離が出来たまま、おばあちゃんは亡くなってしまい

悪く感じた自分に罪悪感を感じていました。

 

おばあちゃんからのメッセージは、
「自分を大切に、幸せになりなさい」でした。
Aさんはもう前に進もうと決めていらっしゃいました。

 

 

Bさん(男性)は
自殺なさった身内のことで、長くPTSDに苦しまれていらっしゃいました。

 

セッション中にその身内の方が出ていらして

「わるいな、でも本当にありがとうな。」

笑顔で語る姿とその言葉を聞いて、
一人で抱え込んでいた重荷をスッと下されたようで

Bさんはとてもスッキリした顔をなさっていました。

 


Cさん(女性)は
働いてばかりでいつもイライラしていた

若くしてなくなったお父さんが出ていらっしゃいました。
残された家族は大変な苦労をし、許せない気持ちでいたのです。


「大切な娘との時間を削ってまで仕事をしたことを後悔している」
お父さんが家族の為に働いていた事、実はとても愛されていたという事実を知り
Cさんは許しと感謝を感じていらっしゃいました。

 

 

Dさん(女性)は
先天性の病気によりお孫さんを亡くされていましたが、

セッション中突然“ばあば”という声を聞き

天国ではもうすっかり元気なんだと

とても安心されていました。

 

 

亡くなった方から伝わるメッセージは
深い愛に満ちています。

感謝と安らぎとユーモアを感じ
深い安心感とともに、一つの完了を迎えるようです。


変わらないものなどなく
命あるものは必ず終わるという事実があって

 

喪失の痛みは人を孤独にし、深々と苦しめるけれど

癒しのプロセスは、その人のタイミングでちゃんと訪れる。


セラピストとしてその瞬間に立ち会える事を
とてもうれしく思います。

 

 

人は、喪失を得て

なくなるものなどないのだという
真理を手にするのかもしれませんね。

 

 


まとめ
  亡くなった人との対話=愛と安心感に満ちています。